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放射線部門

私たち診療放射線技師は、患者様に最大限の利点を考え適切な放射線の使用を心がけております。

放射線部門からのごあいさつ

放射線科は、様々な機器を駆使し撮影された画像で検査や治療を行う部門です。一般に「レントゲン写真」と言われている一般撮影だけではなく、CTやMRIの撮影、血管造影や骨密度測定などを、14名の診療放射線技師により行っております。
一般撮影以外の検査は原則予約制ですが、医師の判断により緊急性が認められた場合は、24時間体制で随時施行可能です。

放射線科 技師長 猪野 憲一

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放射線部門について

ひと月におこなわれる件数は、代表的なもので、一般撮影平均3500件、CT検査平均1100件、MRI検査平均350件です。そのほかにも、大腸バリウム検査、胃バリウム検査、泌尿器科検査、整形外科系検査、外科系処置、各種血管撮影、そして動脈塞栓術を含むIVR検査等がおこなわれています。
当院の血管撮影装置は血管3D構築画像の作成が可能であり、患者様の検査による苦痛と被曝のふたつの負担の低減を実現いたしました。

近年、乳がんに対する意識の高まりから、マンモグラフィ検査を希望される方が増加しています(乳がん検診を含む)。それより、検査の診断精度の高さや撮影をする診療放射線技師の技量、そして女性技師を望む声が高まっています。
当院は、マンモグラフィ検診施設・画像認定施設の基準を満たしているだけではなく、マンモグラフィ読影認定医師、マンモグラフィ撮影認定技師が常に在籍しております。また、撮影にはマンモグラフィ撮影認定を取得している女性技師が責任をもって担当いたします。安心して受診して頂ければ幸いです。

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CT検査

当院では、患者様の検査での負担の大幅な軽減と診断精度の向上のため、2015年9月より東芝社製80列マルチスライスヘリカルCT「Aquilion PRIME(アクイリオン プライム)」を導入いたします。

主な特徴は以下の3点です。

  • 大幅な被ばく低減
    最新の被ばく低減技術「逐次近似応用再構成法」(AIDR 3D)」により、低い線量でも高画質な写真が得られるようになりました。最大で75%の被爆低減効果を発揮します。
  • 超高速撮影により患者様の検査負担が大幅に軽減
    80列の検出器幅により、撮影時間の大幅な短縮が可能となります。
    例えば胸部から腹部までを撮影するのに要する時間は4秒程度であり、患者様の息止めによる負担を最小限に軽減させることが可能であります。
    これにより呼吸によるブレが軽減され、高精度な画像が得られます。
  • 超精密画像の作成が可能
    0.5mmスライス厚の輪切り画像を作成することが可能となり、臓器や血管の微細な形態や組織性状までクリアに画像化することができます。

当院では、この新型CT装置により、地域の患者様に安心、安全で最先端の診断情報を提供させていただくことをお約束いたします。

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一般撮影

フイルムレスによる画像電子化により、即時読影が可能となっています。

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血管造影

最新の機器を導入して、検査及び治療での患者様の負担軽減に努めています。

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3D画像

ワークステーション処理にて、血管や骨の三次元画像が得られます。

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患者様へのメッセージ

X線検査と聞いて、放射線被曝を心配される方もいらっしゃると思いますが、医療の場で診断の為に用いられるX線での被曝は、何らかの影響が起こる事はほぼ無いと言える医療被曝となります。
X線検査は、患者様が検査を受ける事による利益(診断価値が向上する等)が、被曝をする事より上回ると医師が判断した時に行われます。検査に対して不安があれば医師に必ず相談して頂きたいと思います。
私たち放射線技師は、患者様にとって診断価値の高いX線検査を、迅速、安全、正確、をモットーに24時間体制で行っております。