肝疾患外来
肝臓病はその原因や病態が多岐にわたっております。健診などで肝機能障害を指摘され、自分は酒も飲まないのになぜ肝機能障害があるのか？と疑問を持たれたことのある方は結構いらっしゃると思います。以前、脂肪肝は怖い病気ではないので心配無用、といわれました。最近は「非アルコール性脂肪性肝炎」と言う概念があり悪化すると肝硬変、肝臓ガンになる怖い病態であると認識されています。
当院では毎週火曜日に肝疾患外来（肝臓病専門外来）を行っておりますのでお気軽にご相談ください。
また、慢性肝炎の代表格であるC型肝炎の治療も積極的に行っており、当院は「肝炎治療促進事業指定医療機関」の指定を受けているため、インターフェロンフリー治療の助成金を受けるための申請が可能です。
その他B型肝炎に対するウイルス抑制治療、肝硬変症の栄養学的治療や管理栄養士による栄養指導、食道胃静脈瘤や難治性腹水の治療、また肝臓ガンの診断はもとより、手術を含めた集学的治療も行っています。
肝臓病専門の外来をお探しの方、是非一度ご相談にいらしてください。
みつわ台総合病院 肝疾患外来 松岡 俊一（副院長）
（毎週火・水・木・金午前）
日本内科学会 指導医・認定内科医
日本消化器病学会 専門医・指導医・評議員
日本肝臓学会 認定専門医・指導医・東部会評議員
日本肝癌研究会 幹事
日本門脈圧亢進症学会 評議員・IVR部門技術認定医
日本消化器内視鏡学会 専門医
Portal Hemodynamics Forum世話人
東京地方裁判所専門委員(平成30年4月～)
日本大学医学部客員教授
内視鏡検査
上部消化管疾患
内視鏡検査は食道、胃、十二指腸の内視鏡検査、超音波内視鏡を行っています。通常の検査は経鼻内視鏡を用いています。また、X線検査では食道、胃の造影検査を行っています。内視鏡的治療では食道、胃、十二指腸のポリープ切除術、早期胃癌に対する内視鏡的切除術や消化管出血に対する内視鏡的止血術、消化管狭窄に対する拡張術も行っています。食道、胃静脈瘤に対する硬化療法も行っています。胃十二指腸潰瘍の治療やヘリコバクターピロリの診断、除菌療法も行っています。悪性腫瘍に対する化学療法も行っています。
下部消化管疾患
内視鏡検査では大腸内視鏡検査、超音波内視鏡を行っています。X線検査では注腸検査を行っています。内視鏡的治療では大腸ポリープ切除術、早期大腸癌粘膜切除術、内視鏡的止血術、消化管狭窄に対する拡張術も行っています。炎症性腸疾患の診断、治療や悪性腫瘍に対する化学療法も行っています。
